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一般的に一生のうちに何らかの形でうつ病に近い状態になる人の割合は、全人口の12~13%と言われており、うつ病の治療が必要な人は全人口の5%位であると考えられています。一般外来を訪れる人の6~7%がうつ状態と言われています。
精神症状ではなく、体の症状が全面に出ているうつ病を軽症うつ病と言います。症状としては、肩こり、目の疲れ、倦怠感、頭痛、下痢・便秘、だるさ、体重減少、口がかわく、動悸、月経異常、尿が近い、呼吸困難感など多彩な症状が見られます。
これらの身体症状が全面に出ている場合で、うつ病を疑う所見は、熟眠障害、食欲不振、気力の低下、集中力の低下、決断できない、自尊心の低下、自罰的思考、絶望感、忘れっぽくなった、能率の低下などです。この中でも特に頻度が高いのは、熟眠障害と食欲低下です。
以前はうつ病の治療薬は、眠気が強い、口が渇く、ふらふらするといった副作用が出る場合が見られましたが、最近軽症のうつ病に対して使いやすい薬が出てきました。しかし、飲み始めた初期に、食欲低下や吐き気などの症状がたまにみられる場合がありますので、自分で勝手に服薬を中止したりせずに、担当医と相談をして、適切な指導を受けてもらうことをお勧めします。
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