医学と健康の用語集は、医学や健康、医療の分野で出てくる様々な用語をわかりやすく解説するサイトです。癌、糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風などの生活習慣病、認知症、更年期障害などに関連する医学用語を掲載しています。各専門分野は50音順となっているので知りたい用語がすぐに調べられます。基礎医学や社会医学・公衆衛生の分野も網羅しているので、医療系学校の試験対策にも役立ちます。
googleで世界中のサイトを検索したり、このサイト内に限った医学語検索が可能です。
褥瘡(じょくそう)とは、「とこずれ」の事です。高齢化社会を迎えて、寝たきり状態から発生する褥瘡の予防が大切になっています。
褥瘡は、長期臥床している栄養状態が不良な高齢者に発生する皮膚の潰瘍です。体重のかかる腰や大腿骨の付け根、臀部、かかとに発生する事が多い様です。自分の体重による圧迫で皮膚の血流が悪くなる事が原因ですが、その他に皮膚の摩擦や便や尿による汚れなどがきっかけになります。
褥瘡は数日で発生してしまいます。一度褥瘡が発生すると、感染が起こって発熱したり、潰瘍の部分から栄養が体外に流れてしまって、余計に栄養状態や全身状態が悪くなります。このことがさらに褥瘡の治りを悪くします。私の経験では5cm径の褥瘡が完全に治るまで半年間かかったケースもあります。
褥瘡の予防は、体位変換が大切です。同じ部分に圧力がかからないように、エアーマットやクッションを使用すると良いでしょう。自治体によっては貸し出し制度があります。また皮膚の保護や清潔の保持も大切です。日光が良く入る快適な部屋での療養も重要です。
老老介護(高齢者が高齢者を介護すること)による介護力の低下が原因で、自宅で褥瘡が出来てしまい、発見が遅れて治療が困難となる場合もあります。褥瘡は出来てから治療をするのはとても大変です。もし発生してしまった場合は、できるだけ早めに医療機関と相談をしてください。
« (ショウカ)消化 | 医学と健康の用語集トップページ | (ショクチュウドク)食中毒 »