医学と健康の用語集は、医学や健康、医療の分野で出てくる様々な用語をわかりやすく解説するサイトです。癌、糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風などの生活習慣病、認知症、更年期障害などに関連する医学用語を掲載しています。各専門分野は50音順となっているので知りたい用語がすぐに調べられます。基礎医学や社会医学・公衆衛生の分野も網羅しているので、医療系学校の試験対策にも役立ちます。
googleで世界中のサイトを検索したり、このサイト内に限った医学語検索が可能です。
食物繊維とは、ヒトの体にある消化酵素で消化されない成分のことで、芋やごぼうなどの野菜やわかめなどの海草の主成分です。食物繊維を食べるとお腹がいっぱいになるので、食事の時に食べる物の量が少なくてすむのはよく知られています。その他の働きとしては次の通りです。
まず、第一に脂質の吸収を妨げる働きがあります。一般に脂質は小腸で吸収されますが、そこに食物繊維があると、脂質の吸収が妨げられ、そのまま大腸に送られて高カロリーの脂肪を取り入れなくてすみます。
第二に、血中のコレステロール値が低下します。肝臓は胆汁酸を作って十二指腸に排出していますが、そこに食物繊維があると胆汁酸の再吸収が妨げられます。胆汁酸が肝臓に返ってこなくなれば肝臓は失った胆汁酸を作る必要にかられます。胆汁酸を作る原料がコレステロールです。血液中のコレステロールが胆汁酸を作るのに消費されて、血中のコレステロール値が低下します。
一般に食物繊維をとる量は、1000キロカロリー当たり10gと言われています。日本人の場合は、普段食事などで1日に2000~2500キロカロリー摂取しているので20~25g程度の食物繊維が必要と言われています。いろいろな食品から食物繊維をとりましょう。
« (ショクチュウドク)食中毒 | 医学と健康の用語集トップページ | (ジンゾウ)腎臓 »