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やせる病気には大きく分けて、2種類あります。やせる場合は、食欲の程度を聞くことが大切です。食欲が変わらないか、増えてもやせる場合と、食欲が減ってやせる場合です。
食欲があってやせる場合は、甲状腺機能亢進症(バセドー病)と糖尿病があります。甲状腺機能亢進症は、代謝が活発になって消費カロリーが増え、食欲も増しますがそれ以上に代謝が亢進してやせます。糖尿病では、病気が進行するとやせてきます。糖尿病は、インスリンというホルモンの働きが悪く細胞の中に栄養が入らず、糖は尿から捨てられ、栄養の障害を起こしてきます。
食欲が落ちてやせる場合は比較的多くみられます。まず消化器系の病気では、胃腸の病気、肝臓病、膵臓病など、ほぼすべての消化器の病気では食欲が落ちますから、長く続けばやせてきます。
精神疾患でも食欲が落ちる場合があります。うつ病や抑うつ気分、うつ状態などで食欲が落ちる場合が多くみられます。悲しいとか寂しいとかいう症状はなくても、なんとなく気力がないといった場合も軽症のうつ病の場合があります。また、若い女性では神経性食思不振症といった摂食障害があります。
慢性の肺疾患でも体の筋肉が落ちて食欲が落ちやせてくる場合があります。また発熱する病気の場合も体が消耗してやせます。それから忘れてはならないのが、悪性腫瘍です。「なんとなく、食欲が落ちて、最近やせてきた」と感じる場合は早めに医療機関を受診してください。
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