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白血球の顆粒球には、好中球、好酸球、好塩基球の3種類があります。白血球の細胞の中に顆粒があるのが顆粒球で、染色することでその顆粒が赤く見えるのが好酸球、青く見えるのが好塩基球、どちらの色でもないのが好中球です。
好中球、好酸球、好塩基球の中で一番多いのが好中球です。好中球は、白血球全体の中で5~6割程度を占めています。好中球の働きは、細菌などの病原体を処理する事です。
好中球は、アメーバの様に動き回り、異物に向かって進みます。これを遊走能(ゆうそうのう)と言います。また、異物に近づいたら、その異物を細胞内に取り込み、あたかも食べてしまう様な能力があります。これを貪食能(どんしょくのう)と言います。細胞内に取り込んだ異物を顆粒と融合させ殺菌、分解します。これを殺菌能と言います。
好中球の顆粒の中には、殺菌作用を持つ酵素や異物を分解する酵素など、蛋白分解酵素が豊富に存在するのが特徴です。このように好中球は、生体の防御機能を担っている事がわかるでしょう。
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