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肝硬変では、肝硬変でない人に比べて肝臓癌の発生頻度が高くなります。特に最近では、C型肝硬変に伴う肝臓癌が増えています。肝臓の線維化が影響していると言われています。肝硬変の方は、血液検査や超音波検査などで肝臓癌の発生を監視する必要があります。
肝硬変になると、肝臓が硬くなる時に、血管の周囲にも線維組織が入ってくるため、腸から肝臓に栄養を運ぶ門脈(もんみゃく)の圧が高くなり、この圧を逃がそうとして食道周囲の血管や肛門周囲の血管などが拡張してきます。食道周囲の血管が拡張したものは食道静脈瘤、肛門周囲の血管拡張は痔です。特に、食道静脈瘤が拡張しすぎると破裂して死亡原因になる場合もあります。
肝硬変になると、肝臓内での解毒機能が弱まるので、血液中に有害物質が増えてきます。これにより、睡眠障害が起こったり、意識状態がもうろうとしたり、ひどい場合には昏睡になったりします。このような状態を肝性脳症(かんせいのうしょう)と言います。
肝硬変にも、いろいろなタイプがあり、これらの病態が起こらない患者さんも多数おられます。かかりつけの医療機関の先生と相談をして、病気の管理をしてください。
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